第二日目-「ロートアイアンの森」展示会


「ロートアイアンの森」展示会第2日目、今日もお天気上々。
土曜日午前中は、みなさんごゆっくり?で
展示会場も午後から本番。
懐かしい友人たちも励ましに来てくれました。

展示品、一部ご紹介します。

タオルハンガー「野草」

タオルハンガー「野草」

タオルハンガーの「野草」です。

シンプルなフォルムは、男女を問わず受け入れやすく、
玄関の傘掛け、コート掛けとしても役割を果たします。

ホテルのインテリアとしても、素敵だと思います。

 

タオルハンガー「リング」

タオルハンガー「リング」。ひまわりの花と葉っぱ。

こちらもタオルハンガー「リング」。
ひまわりの花と葉っぱが茎でま~るくつながっています。

展示会でご覧になれます!

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当店の塗装について-コーヒーブレイク話


時々、アイアンのサビを心配される方がいらっしゃいます。

アイアンのサビは、

①材料に「無垢鉄」を使用すること(中が空洞なパイプは使わないこと)、
しっかりした丁寧な溶接で水分、酸素の侵入を防ぎ、中へのサビの侵入を防ぐ。

②ていねいな防錆下処理、塗装をすること。

ことで、ある程度コントロールが可能です。

後は、時を味方に、塗装では表現できない
味のあるアンティークになっていくのを待ちます。

ここでは、施主様がご選択できる当店の塗装の種類について、
ご説明させて頂きます。

大体の制作過程において、溶接・組み立てが終わりますと、
塗装過程に回ります。
塗装の前段階が、防錆下処理です。

防錆処理で、効果的といわれている(=高額)順にご説明します。

最も効果的な方法が、
亜鉛メッキへのドブ付けで、
溶融した亜鉛に付けて表面に付着させるやり方です。
約450度の高温につけるため鉄本体のひずみ(曲がり)が出る事があり
注意が必要です。
数十年の効果があると云われています。

カチオン電着:水性塗料にどぶ付けしての電気により定着させたもの。
細かい隙間まで入りやすい。

電気亜鉛メッキ:水槽に付けて電解亜鉛を表面に付着させる。
細かい隙間には入りづらい。

ジンクリッチパウダー:亜鉛分の多い塗料を焼き付ける。
衝撃に弱く細かい部分は入りづらい。

エポプライマー:エポキシ溶剤の下地で塗装の乗りをより良くして、
塗装と共に空気から物理的に遮断する。
一番安価。

以上の、防錆下処理をした上で、
紛体焼付塗装をていねいに施しております。
2色上塗りの塗装もあり、色に深みが出ますので、好まれます。

選ばれる際は、施主様のお気持ちを一番に、
当店では、製品の種類、取付場所、施工地域により、
塗装方法を見積の段階でご推薦しております。

ご相談ください。

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鉄とサビの関係-コーヒーブレイク話


「アイアンって錆びるでしょう?
それがね~?!」

と、言われるお客様、いらっしゃいます。

ごもっともな、ご意見です。

でも、それは、錆びて見っともなくなった門扉とか、フェンス等の鉄製品を、
公園や遊園地などで見かけることの方が多いからだと思います。

サビダレが白い壁に流れていたら、がっかりです。
鉄がぼろぼろになっていたら、それはショックです。
やっぱりね~と思われますか?

鉄が10年以上経って、おしゃれに渋くて、かっこよくなったところ、
ご覧になったことありますか?

最初の塗装はどうしてもピッカピカの新品、
他の建物から浮いてしまうこともあります。
(わざと、アンティーク加工をされる方もいらっしゃいます。)

無垢鉄は、10年以上経つと、
新品→→色が落ち着く→→紫外線や風雨で微妙に変色し、
その地域にあった落ち着いた色に収まる

これが、本物を持たれた方の、ロートアイアンの楽しみ方です。
無垢鉄は朽ちることはありません(あなたの世代と、次の世代も。)
もちろん、あなただけの色にするには、最初の丁寧な塗装処理が基本です。

先日、あるお宅のお写真から、
「この色がいい」とおっしゃるお客様いらっしゃいました。

そのお宅の門扉と周りのオブジェは、グレーだったのですが、
10年経過され、グリーンと、ブルーと、グレーが混ざったような、
渋い、何とも言えない色になっていました。

塗装用の色見本で近いものを探しましたが、ありませんでした。

こういった味の出るアンティークは、
人と自然のコラボレーション力です。
丹精込められたお庭の経過に近い、
気の長い、ゆとりの大人の楽しみ方です。

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