エクステリア製品の材質には主にアイアン(鉄)、アルミ、ステンレスがあります。
中でも良く比較、検討されるのが、アイアンとアルミです。
ステンレスは高価なため、表札などの小物に使うか、部分使いに用いられたりします。
ここで、簡単にアイアンとアルミの特質を比較してみました。
材質 | ロートアイアン | アルミ |
制作方法 | 1.無垢鉄を炉で熱して | 1.冷たいままか、低温で熱して |
2.タタイテ | 2.タタイテ | |
3.曲げて | 3.曲げて | |
4.溶接する | 4.溶接する | |
操作性 | 熱してから曲げるため、飴細工のように | 冷たいままでも手で曲げられるほど柔らかい |
柔軟 | レーザーカットはアイアンより時間がかかる | |
溶接 | 内部まで完全に溶接され、強度が高い | 内部までの溶接が難しい |
素地へのサビ | 赤さびが表面に付く | 白く粉を吹いたように付くが、わかりにくい |
重量 | アルミの約3倍 | アイアンの約1/3 |
強度 | アルミの約3倍 | アイアンの約1/3 |
素材の組合せ | アイアンとステンレスは溶接可 | アルミは単体で使用、他の素材と溶接不可 |
どちらが良いとは一概に言えません。
それぞれのメリット、デメリットを考えて、
取付ける場所、大きさ、デザイン、目的等に適した方を選びましょう。
他にないデザインのものがほしい場合は、ロートアイアンがおすすめです。
アイアンは熱するといろいろな形に出来るため、デザインしていても楽しい素材です。
赤さびが絶対いやな人はアルミが良いでしょう。
迷った場合はプロに聞いて判断材料にしてください。
そして、最後はご自分が好きか嫌いかです。