当店の塗装について-コーヒーブレイク話


時々、アイアンのサビを心配される方がいらっしゃいます。

アイアンのサビは、

①材料に「無垢鉄」を使用すること(中が空洞なパイプは使わないこと)、
しっかりした丁寧な溶接で水分、酸素の侵入を防ぎ、中へのサビの侵入を防ぐ。

②ていねいな防錆下処理、塗装をすること。

ことで、ある程度コントロールが可能です。

後は、時を味方に、塗装では表現できない
味のあるアンティークになっていくのを待ちます。

ここでは、施主様がご選択できる当店の塗装の種類について、
ご説明させて頂きます。

大体の制作過程において、溶接・組み立てが終わりますと、
塗装過程に回ります。
塗装の前段階が、防錆下処理です。

防錆処理で、効果的といわれている(=高額)順にご説明します。

最も効果的な方法が、
亜鉛メッキへのドブ付けで、
溶融した亜鉛に付けて表面に付着させるやり方です。
約450度の高温につけるため鉄本体のひずみ(曲がり)が出る事があり
注意が必要です。
数十年の効果があると云われています。

カチオン電着:水性塗料にどぶ付けしての電気により定着させたもの。
細かい隙間まで入りやすい。

電気亜鉛メッキ:水槽に付けて電解亜鉛を表面に付着させる。
細かい隙間には入りづらい。

ジンクリッチパウダー:亜鉛分の多い塗料を焼き付ける。
衝撃に弱く細かい部分は入りづらい。

エポプライマー:エポキシ溶剤の下地で塗装の乗りをより良くして、
塗装と共に空気から物理的に遮断する。
一番安価。

以上の、防錆下処理をした上で、
紛体焼付塗装をていねいに施しております。
2色上塗りの塗装もあり、色に深みが出ますので、好まれます。

選ばれる際は、施主様のお気持ちを一番に、
当店では、製品の種類、取付場所、施工地域により、
塗装方法を見積の段階でご推薦しております。

ご相談ください。

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