「素敵です、本当によかったわ。大きさもカーブもアーチにしっくり馴染んでいる。 もう近所の方々にも評判になっています。」
さいたま市在住 福田様
本日は、さいたま市見沼区のご自宅にイングリッシュガーデンを一から手作りされ、現在まで18年間、主にバラを育てていらっしゃる福田様宅をご訪問させて頂きました。お庭は前面道路から良く見え、近所の皆さんの散歩コースになっていて、通学路でもあるそうです。
ひときわ堂々とした、アンティークタイルで覆われたアーチが見えます。
この度、このアーチに飾るサインを当店にご注文頂きました。
サインとしては大きい長さ1m近いものです。
イングリッシュガーデンについて、サインについて、福田様にお話を伺わせて頂きました。
今回制作・取付をしたサインについて
仕様
サイズ:たて305 x よこ983mm
材料:ステンレスt3㎜
塗装:つや消しクロ
取付:ピン立て埋め込み
1.日課になっているガーデニング
すごく手の込んだ工夫がされている、素敵なイングリッシュガーデンですね。 毎日どれくらいお時間を掛けていらっしゃるのですか?
福田様
一日中時間を見つけては庭に出て、手入れをしています。
1~2月はバラは休眠期で、木を1/2に切って肥料をたっぷりやりました。
えっ、半分に切ってしまうのですか?
もったいない気がしますが。。。
福田様
春にまたきれいな花を咲かせるための準備です。
2.イングリッシュガーデンを作ることになったきっかけ
どうしてイングリッシュガーデンを作ろうと思われたのですか?
福田様
タイル業を営んでいて、私は長年経理をやっていました。
ある時、「私は70になっても80になってもこうして忙しくしているのかしらね?」って息子に言ったら、会社は何とかなるから、もう好きなことやっていいよ。」って言ってくれたの。
昔からお花が好きだったから、時間が出来たら親友2~3人と連れ立っては、あちらこちらのガーデンを見て回るようになって。
習志野にあるバラ園との出会いが、イングリッシュガーデンを作りたいと思ったきっかけです。
3.イングリッシュガーデンへの思い
福田様
まず畑だったところに土を入れて、レンガを敷き、苗木を入れて、石のオブジェを入れたりしました。
重いものはクレーンで吊ったり大変だったわ。
水やりのために井戸水も引いたの。
ほとんど自己流で造っているけど、勉強はいつもしています。
親友2~3人とあちこちのガーデンへ見学に行くし、本もいっぱい読みます。
「バラとガーデニングショー」に行って研究したり、2度ハンギングバスケットを出展したこともありました。 10年位前、NHK・BS放送の「私のガーデニング」に取材を受けて出ました。
その頃はまだ、やり始めで、こんな感じで出てもいいのかしらと思ったけど、それがきっかけで、もっと素晴らしいものにしようと、力を入れるようになったの。
このお庭が現在では福田様の生活であり、生きがいでもあるのですね。
福田様
この地区は老人ホームが多いんです。
ここの裏手にも老人ホームがあって、リハビリのためか、この家の周りをぐるっと歩くのが日課になっているらしいの。
ご近所の方も周りを散歩なさるし、小学校の通学路にもなっています。
とにかく毎日多くの人が前の道路を通るの。
その人たちの憩いの場所であり続けたいと思っているんです。
私は服飾専門学校出身で、形や色には特にこだわりがあるけれど、訪れる方にはご老人も多いから、きつい赤色のバラは育てません。
花の色は、白とピンクと薄いパープルの3色のみで、優しい色に統一しているの。
花のサイズも野ばらから中位までにしています。
バラは長く咲かせたままでいると苗に良くないから、途中で切ってしまいます。
そうしたら、バケツにバラの花束を入れて、裏手の老人ホームに持って行ってどうぞって置いてくるんです。
家の前にもバケツに入れて置いて、「ご自由にどうそ」って書いておくと、みなさん喜んでお持ちいただいています。
4.サインを取付けたいと思ったきっかけ
今回サインをアーチに取付けたいと思われたきっかけは何ですか?
福田様
6年位前、雑誌「BISES」に載っていた倉本聰の「風のガーデン」という記事の中でアーチを見て、自分の庭にも欲しいとずっと思ってました。
3年程前、表面に家業で取り扱っているアンティークタイルを貼ってアーチを造りました。
最近になって、アーチの表面がのっぺら棒な感じがしてきたこと、私も年と共に自分が造ったものに記録を残したいと思うようになって、それには、ここに自分の名前のサインを付けたいと思いました。
5.当店との出会い
当店はどのようにして、お探しいただいたのでしょうか?
福田様
ガーデニング専門雑誌「ビズ」は必ず隅々まで読んでいます。
福田様
広告内の「こだわり」の記事が、私にぴったりだと思って。
ここだって思ったの。
6.サインが出来るまで
最初のサインは福田様がお考えになっていたようではありませんでしたか?
福田様
表札としてはきれいだと思ったけれど、このアーチに取付けるにはもう少し大きくて、もっとカーブが欲しいと思ったの。
ここは多くの方が見に来られるから、本当に満足のいったものを取付けたい。
このサインを待っていらっしゃる方も多いんです。
今回ステンレス製のサインですが、アイアンでもステンレスでもアルミでも、修正するとその部分が弱くなってしまうことがあります。
そのため、当店では基本的に修正はしないことにして いますので、最初から作り直すことにしました。
福田様
素敵です。
本当によかったわ。
大きさも丁度良いし、カーブもアーチにしっくり馴染んでいる。
このガーデンの主役はあくまでもバラで、サインは私の名前だから、その役割は記録がメインです。
今回のサインは主張しすぎないで、さりげなくおしゃれなのが良かったです。
もう近所の方々にも評判になっています。
そう言って頂けて、本当にうれしいです。
これから、バラの美しい季節ですね。
きっと多くの人が憩いにいらっしゃって、大盛況になりそうですね。
福田様
バラが一面に咲くと、サインも目立ってくると思うわ。楽しみね。
ここのバラは、長く楽しめるよう「四季咲き」を選んでいるから、春から秋まで咲いていますよ。
7.当店への期待
福田様
雑誌「ビズ」に載っていた広告「こだわりを叶えたい方に、とことんお付き合いします。」を読んだとき、このお店なら私のこだわりを理解してくれると思って連絡したの。
それに、まずは来てもらえて、アーチの様子を見てくれるところを探していました。
見なきゃ始まらないでしょう?
そうしたら、お宅だけはすぐに来てくれた。
お電話いただいた時、福田様の熱意がすごく伝わってきました。
これは行かなきゃって。
福田様
いつまでも今の姿勢を忘れず、こだわりを持って続けていってほしいです。
ありがとうございます。
事業家の先輩として、福田様の姿勢を学ばせて頂きます。
今回はご注文頂きまして、本当にありがとうございました。
このご縁に感謝します。
サインも末永くご愛用ください。
-ご訪問を終えて-
サインや表札はその目的は、記録であったり、知らせる手段であったりします。
そこにアートを吹き込むのが当店の仕事と考えます。
どこにでもあるものではなく、自分だけのもの、こだわりのもの、価値あるものをご提供します。 こだわり、アート性は時間を掛けだしたらきりがありません。
また、人それぞれです。
そんなひとつひとつのご依頼に実直に、プロとして取り組んでいき、一人でも多くの施主様が、「作って良かった」と幸せになるお手伝いが出来れば、代償以上の喜びがあると考えます。
当店の仕事は、単なるモノづくりだけでは終わりません。 幸せづくり、夢づくりに貢献したいと思っています。
2015/3/5実施
インタビュアー 伊藤 ひろみ
まずはお見積をご依頼ください!(無料です)
当店では、制作事例の他にも、シンプルなデザインから個性的なものまで、ご希望のデザインを提案いたします。 お客様の必要なサイズに合わせてひとつひとつ手作りしていくため、まずはお見積依頼をしていただくことから始まります。
お見積は無料です。
ただし、代表の伊藤が一件一件対応いたしますので、真剣にご検討の方のみとさせていただきます。
- 「事例写真と同じもの」をご希望の方は、
作品名(例 面格子みのり)や写真下のナンバー(例 ポストスタンドNO 2)をお見積依頼の際、お知らせ下さい。お客様のサイズに合わせてお見積いたします。
- 「事例写真を少し変更して」作りたい方は、
お見積依頼の際、変更したい作品名(例 面格子みのり)か写真下のナンバー(例 フェンスNO34)と、変更箇所(例 バラ)をお知らせ下さい。
- これらの事例とは全く別に「一から別デザインでオーダーメイド」をご希望の方は、
ご希望を丁寧にお聞きします。
「オーダー方法一覧」から「フルオーダーで作成する」に従って、お見積依頼ください。
ラフスケッチ(漫画図)、参考写真、雑誌切抜等、ご提示いただくことも大歓迎です。
お問合せのみでも、お気軽にご連絡ください。
サインの大きさとカーブが思っていたようにアーチと合っていないとのご指摘を、福田様から頂いたのです。