当店では、製品の種類やデザイン、使用環境に合わせて、専門職人が防錆下処理、塗装方法をお奨めしておりますが、お客様のご希望に沿うことも可能です。
時々、アイアンのサビについてご質問を受けます。
アイアンのサビは、
- 材料に「無垢鉄」を使用すること(中が空洞なパイプは使わないこと)、
しっかりした丁寧な溶接で水分、酸素の侵入を防ぎ、中へのサビの侵入を防ぐ
- ていねいな防錆下処理、塗装をする
ことで、コントロールが可能です。
後は、時を味方に、塗装色では表現できない味のあるアンティークになっていくのを待ちます。
ここで、施主様がご選択頂ける当店の塗装について、ご説明させて頂きます。
大体の制作過程において、溶接・組み立てが終わりますと、塗装過程に回ります。
塗装の前段階が、防錆下処理です。
防錆下処理の種類を、効果的といわれている(=高額)順にご説明します。
- 最も効果的な方法が、「亜鉛メッキへのドブ付け」で、溶融した亜鉛に付けて表面に付着させるやり方です。
約450度の高温につけるため鉄本体のひずみ(曲がり)が出る事があり注意が必要です。
数十年の効果があると云われています。
- カチオン電着: 水性塗料にどぶ付けしての電気により定着させたもの。
細かい隙間まで入りやすい。
外部用品、エクステリア用品にお奨め。
- 電気亜鉛メッキ: 水槽に付けて電解亜鉛を表面に付着させる。
細かい隙間には入りづらい。
- ジンクリッチプライマー:亜鉛分の多い塗料を焼き付ける。
衝撃に弱く細かい部分は入りづらい。
- エポプライマー: エポキシ溶剤の下地で塗装の乗りをより良くして、塗装と共に空気から物理的に遮断する。
一番安価。
内部用品、インテリア用品にお奨め。
以上の、防錆下処理をした上に、紛体焼付塗装をていねいに施しております。
塗装には、クロとシルバー、グリーンとゴールドなど2色塗りの方法もあり、防錆効果と共に、色に深みが出ますので好まれます。
選ばれる際は、施主様のお気持ちを一番に、当店では、製品の種類、取付場所、施工地域により、塗装方法を見積の段階でご推薦しております。
お気軽にご相談ください。
*サビを防ぐには溶接も大事
水分、空気が入らないよう入念に溶接します。
水分の入る隙間がありません。
この製品は、溶接完了後、最後に塗装してから、ステンドグラスを取り付けて完成です。
まずはお見積をご依頼ください!(無料です)
当店では、制作事例の他にも、シンプルなデザインから個性的なものまで、ご希望のデザインを提案いたします。 お客様の必要なサイズに合わせてひとつひとつ手作りしていくため、まずはお見積依頼をしていただくことから始まります。
お見積は無料です。
ただし、代表の伊藤が一件一件対応いたしますので、真剣にご検討の方のみとさせていただきます。
- 「事例写真と同じもの」をご希望の方は、
作品名(例 面格子みのり)や写真下のナンバー(例 ポストスタンドNO 2)をお見積依頼の際、お知らせ下さい。お客様のサイズに合わせてお見積いたします。
- 「事例写真を少し変更して」作りたい方は、
お見積依頼の際、変更したい作品名(例 面格子みのり)か写真下のナンバー(例 フェンスNO34)と、変更箇所(例 バラ)をお知らせ下さい。
- これらの事例とは全く別に「一から別デザインでオーダーメイド」をご希望の方は、
ご希望を丁寧にお聞きします。
「オーダー方法一覧」から「フルオーダーで作成する」に従って、お見積依頼ください。
ラフスケッチ(漫画図)、参考写真、雑誌切抜等、ご提示いただくことも大歓迎です。
お問合せのみでも、お気軽にご連絡ください。