「赤める」とは~ロートアイアン制作方法


ロートアイアンは、
無垢鉄を「赤める」=熱することから始まります。

炉に無垢棒を入れて赤くなるまで熱することから、
現場では職人さんが
よく「赤める」と言います。

↓ 工房のロートアイアンの炉です。

ロートアイアンの炉

ロートアイアンの炉。窓から無垢棒を差し入れて、熱します。

バーナーで赤めることもあります。
下は、ロートアイアンの小人を制作中。

小人の赤め。

小人をバーナーで赤めています。

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ロートアイアン製ガーデンライト・玄関灯


当店スタジオ・イトーでは、長くご愛用頂けるものを制作するよう心がけています。

無垢鉄を使用したロートアイアンで作ると、
ガーデンライトや玄関灯も本物志向になり、
長くご愛用頂けるものになります。

そして、例えば、デザインがかわいらしいトリであっても、
トトロの様であっても、ミッキーの様であっても、
ロートアイアンで作ると、シックで落ち着いたものになります。
ロートアイアンは大人かわいいものが出来ます。

それは、経年変化の色であったり、重みであったり、質感であったり、
長年に耐えうる存在そのものが、理由であったりします。

スタジオ・イトーでは、
ロートアイアンにステンドグラスを組み合わせることも、
特徴としています。

ガーデンライトや玄関灯はガラス部分に、ステンドグラスを使用します。

現在、そのステンドグラスを、以下の種類の中から選んでいます。

〇ほんのりと色目の付いたガラス
〇フロストガラス(霜が掛かったようなガラス)や、コードガラス(筋の入ったガラス)
〇フュージングガラス(2枚のガラスを熱してくっつけたガラス)
〇絵付けガラス(ガラス表面に絵を描いて焼き付けたガラス)

順次、制作過程を公開しますので、お楽しみに!

玄関灯の基本形。

玄関灯の基本形。これからオリジナルに変身させます!

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ガーデンアーチならロートアイアン製


今日は、お庭に憧れの「ガーデンアーチ」(アイアンアーチ)のご紹介です。

ガーデニングがご趣味の方には、
バラを這わせたり、緑のトンネルにしたり。。。
夢の広がる存在ですよね。

「ガーデンアーチ」は、お庭を立体的にします。
お庭を、テーマパークのようにします。

お庭を眺めるだけでなく、

緑をくぐって、お庭と暮らす。

お庭を積極的に活用して、
生活の一部にすることが出来る道具のひとつです。

ロートアイアン製アイアンアーチ

ロートアイアン製ガーデンアーチ

その一方で、
実現するなら、こんなことも考えてください。

安定感が大事。
作りが確かで、しっかりしていること。
メンテナンスが楽なこと。
長く使えるものであること。

中が空洞のパイプは、
安いからと言って、軽いからと言って、使っていたら、
安定感なくて、危ないし、
寿命も短いです。

溶接が確かでないと、
隙間から雨水が入って中が錆びやすいし、
やはり危ないです。

塗装が確かでないと、
表面が錆びやすいです。
表面のサビは味がありますが、
気になる方は届かないところのメンテナンスが大変です。

ちなみに、無垢鉄を使ったロートアイアンは、
表面が錆びても、それがカバーになって、中までは錆びにくくなります。
(かしこい!)

スタジオ・イトーのガーデンアーチは、
無垢鉄使用、
専門職人のプライドにかけて、ていねいな溶接、
外部仕様の防錆下処理と塗装。

ガーデンアーチは、植物が主役と言っても、
緑はいつもあるとは限りません。

スタジオ・イトーのガーデンアーチ(アイアンアーチ)は、
緑が生い茂ってない時でも、美しく、
オブジェとしてのデザインも考えて作ります。

緑のアーチ

緑のアーチ。ロートアイアン製ガーデンアーチ。

このアーチ、良く見ると、〇の楽しい模様があります。

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