縦長バージョン~オリジナルロートアイアン製面格子「みのり」


スタジオ・イトーのオリジナルデザイン、ロートアイアン製面格子「みのり」が、
施主様のご依頼により、サイズを変えて出来上がりました。

面格子「みのり」

オリジナルデザイン面格子「みのり」の縦長バージョン

今回のご依頼サイズは、縦650㎜ x 横450㎜ で、
少し縦長な分、きりりとした気品が加わりました。

ホームページ掲載の「みのり」は、
サイズ縦620㎜ x 横564㎜ で、
正方形に近い分、ぽっちゃりした印象です。↓

面格子「みのり」オリジナルサイズ

ロートアイアン面格子「みのり」オリジナルサイズ

 

不思議ですね。
同じデザインでも、サイズを変えることで、印象も変わります。

「みのり」はもともと、食をイメージして作りました。
キッチンの窓や、パン屋さんのトレードマークに合います。
3本の麦穂とアーチが、健康と繁栄を祈る、縁起のいいデザインです。

どんなにサイズを変えても、その基本は変わりません。

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イングリッシュガーデンのアーチにアイアンサイン


丹精込めてイングリッシュガーデンを造り、育てていらっしゃる施主様から、

アンティークタイルで覆ったガーデンアーチに、
お名前のアイアンサイン取付けのご依頼を頂きました。

アーチの形に沿った、筆記体のアルファベットだけのサインです。
↓ ラフデザインです。

ガーデンアーチ用サインラフ

ガーデンアーチ用サインのラフデザイン

アイアンと、ステンレスと、真鍮の3種類をご提案しました。

アイアンは防錆下処理の上、丁寧に塗装します。
年月とともに出てくるアイアンならではの味わいを、
好まれる方も多いです。

ステンレスは元々錆びにくい素材なので、
メンテナンスが楽な点が一番です。

真鍮も、元々錆びにくい素材の上、経年変化で、
年月が経てば経つほど、真鍮ならではの味が出てきます。

ご予算はアイアン ≺ ステンレス ≺ 真鍮となります。

今回は、頭上の、手の届かない高い所に取付けるため、
メンテナンスが楽なように、
ステンレス製を選ばれました。

レーザーカットし、こだわりの加工を施し、艶消しクロ塗装します。
お楽しみに (^_^)/

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ロートアイアン「つる&トリ」面格子横長バージョン完成


横長バージョンのロートアイアン製面格子「つる&トリ」完成しました。

左上の無限大(葉っぱともいいます(^_^)/)に使われるステンドグラスは、
ふたつとないものなので、
今回の「つる&トリ」は
制作事例の「つる&トリ」で使ったグリーンと少し違います。

面格子「つる&トリの横長バージョン

面格子「つる&トリ」の横長バージョン

真ん中に移動したトリは、
これから施主様のご家庭をお見守りするでしょう。

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ロートアイアンの「つる&トリ」面格子横長バージョン


当店のオーダーメイドに、制作事例からお選びいただく方法があります。

施主様の窓が、制作事例のサイズよりかなり大きい場合は、
当店でデザインを描き加えて調整します。

今回、施主様のご希望で、ロートアイアン製「つる&トリ」の面格子(窓格子)を
横長に制作します。

デザインの雰囲気を壊さないように、
つるやトリの配置を変え、
防犯面を考えて、大きな隙間が出来ないよう、
つるを描き加えました。

「つる&トリ」面格子ラフデザイン

横長にした「つる&トリ」面格子のラフデザイン

横に長いサイズのため、
左右2個づつの台座足(ここで外壁にビスで留めます)に
負担が掛かりすぎないよう、
念のため、下の真ん中にも一か所台座を付けます。

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溶接~ロートアイアン制作方法


「溶接」は何を制作するにも重要な工程ですが、
当店では、ロートアイアン製エクステリア用品を制作する工程の中で、
特に気を使っています。

溶接部分から、雨水、水分が入ってしまうと、サビの原因になってしまうからです。
空気が入っても酸化の原因になります。

室内で使われるインテリア用品は問題ないのですが、
当店では、外のものも中のものも、同じ基準で制作しております。

溶接はロートアイアン制作の醍醐味、かっこいいです。

溶接組

面格子「みのり」を溶接中。

 

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タタキ・曲げ~ロートアイアン制作方法


ロートアイアンの制作工程で、
アイアンを赤めてから、次に行うのが、

「タタキ」や「曲げ」です。

どちらも、アイアンが熱くて柔らかいうちに行う工程です。

「タタキ」は、アイアンの表面をハンマーや機械で叩いたりすることで、

表面にロートアイアンならではのデコボコの表情が出ます。

タタキ

機械によるタタキ作業

叩くことで味わい深さが出てきます。

叩いたアイアン

あえてデコボコに叩いた表面

表から見える「表面」を叩くことを、「タタキ」
側面を叩くことを、「小口タタキ」と言います。

「曲げ」はやはり、アイアンが柔らかいうちに、工具で曲げていきます。
ロートアイアンの代表的デザイン「唐草」はこうして出来上がります。

曲げ作業

曲げ作業。力で曲げます。

ロートアイアンは、硬く直線的な鉄を自由に叩いたり、曲げたりすることで、
自然界の形の植物までも、作り上げてしまいます。

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