当店の看板デザインのひとつ、「つる&鳥」の面格子(窓格子)が
金沢の教会へ旅立ちました!
玄関横に取付けられるそうです。
サイズは、ホームページに制作事例として掲載しているものより大きめの、
たて890㎜ X よこ874㎜
少し大きめなので、デザインに工夫がされています。
さて、どこでしょうか?
そう、ここです!
施主様のご希望で、
防犯対策に、トリの尾とつるを繋げました。
今頃は、取付完了しているでしょうね。
どんな風かな~~~?

ロートアイアン製エクステリア、店舗看板をデザインし、専門工房で制作しています。
今回は、当店の面格子(窓格子)に使われている、ステンドグラスをご紹介します。
この面格子、左上にグリーンのステンドグラスが入っています。
ちなみに、これは緑の葉っぱですが、「無限大」も表しています。
住まう方の、無限大の幸せを願って。
使用しているステンドグラスは、「ヤカゲニー」という名のハイクラスで、
ティファニーランプによく使われる種類です。
こちらはグリーンと白色が混じった半透明です。
ほぼ手作りのため、二つと同じ色はありません。
1枚の内でも、使う場所によって色の出方が変わってきます。
当店では、ステンドグラスも一品ものを使うことにこだわっています。
お客様だけのオーダーメイドにふさわしいものを代表がチョイスし、
お客様に了承いただいたうえで、心を込めてカットしています。
エクステリア製品の材質には主にアイアン(鉄)、アルミ、ステンレスがあります。
中でも良く比較、検討されるのが、アイアンとアルミです。
ステンレスは高価なため、表札などの小物に使うか、部分使いに用いられたりします。
ここで、簡単にアイアンとアルミの特質を比較してみました。
材質 | ロートアイアン | アルミ |
制作方法 | 1.無垢鉄を炉で熱して | 1.冷たいままか、低温で熱して |
2.タタイテ | 2.タタイテ | |
3.曲げて | 3.曲げて | |
4.溶接する | 4.溶接する | |
操作性 | 熱してから曲げるため、飴細工のように | 冷たいままでも手で曲げられるほど柔らかい |
柔軟 | レーザーカットはアイアンより時間がかかる | |
溶接 | 内部まで完全に溶接され、強度が高い | 内部までの溶接が難しい |
素地へのサビ | 赤さびが表面に付く | 白く粉を吹いたように付くが、わかりにくい |
重量 | アルミの約3倍 | アイアンの約1/3 |
強度 | アルミの約3倍 | アイアンの約1/3 |
素材の組合せ | アイアンとステンレスは溶接可 | アルミは単体で使用、他の素材と溶接不可 |
どちらが良いとは一概に言えません。
それぞれのメリット、デメリットを考えて、
取付ける場所、大きさ、デザイン、目的等に適した方を選びましょう。
他にないデザインのものがほしい場合は、ロートアイアンがおすすめです。
アイアンは熱するといろいろな形に出来るため、デザインしていても楽しい素材です。
赤さびが絶対いやな人はアルミが良いでしょう。
迷った場合はプロに聞いて判断材料にしてください。
そして、最後はご自分が好きか嫌いかです。
「ロートアイアン製品はどうやって作られるのだろう?」
と、疑問に思われている方に、この写真はいかがですか?
画像内の矢印の方向へ、左から右へ、ロートアイアン製の葉が出来ていきます。
無垢鉄の丸棒を、熱して柔らかくしてから、たたいて、曲げて、だんだん葉っぱの形にして行きます。
鍛冶屋さん、日本刀制作(ちょっと言い過ぎ?)のようですね。
冷めれば硬くなるので、人の手では曲がりません。丈夫です。
ご覧のように、中に隙間は出来ませんから、雨などの水分は入らず、内部が錆びることはまずありません。
ぎっしり中まで詰まった無垢棒をたたくので、酸化による中からの腐食、サビを防ぎます。
当店では、国内工房で、熟練した職人(クリエイター)さんがていねいに制作しています。
メイドインジャパン、バンザイ!
リーズナブルで良いものをお望みのお客様対象ブランドです。
当店には、門扉、フェンス、面格子のアクセントとして、こんな飾りもあります。
ロートアイアンの細工の幅広さと、熟練した職人の技が織りなす世界です。
いかがでしょうか?
「バラのお家」と言われること間違いなし!
ロートアイアンって実は、エクステリアで使われる素材(他にアルミ、ステンレス)の中で、
最もあらゆる形に出来るのです。
アイアンを熱してタタイテ曲げて作る手法は、鉄を飴のように操れるからです。
硬い鉄で、実は最も柔らかい表現が出来るのです。
これがロートアイアンの一番の魅力です。
そして、もちろん丈夫です。
一旦取付けたら、長年使うエクステリアだからこそ、ゆずれない条件ですよね。
「こんな形にしてほしい!」アイデアをお待ちのお客様、お問合せ下さい!!
こちらは、バラの花束。
硬いアイアンで出来ていると思えますか?
大体どんな色にもできます。ピンク、パープル、ブルー。。。
ゴールドやシルバーを重ねれば、高級感やアンティーク感も出せます。
真珠の様なバラのつぼみ。
ロートアイアン製の門扉、フェンスに付け加えると一段とエレガントになります。
スタジオ・イトーの「心に染み入るデザイン」を支える一つです。