横長バージョンのロートアイアン製面格子「つる&トリ」完成しました。
左上の無限大(葉っぱともいいます(^_^)/)に使われるステンドグラスは、
ふたつとないものなので、
今回の「つる&トリ」は
制作事例の「つる&トリ」で使ったグリーンと少し違います。
真ん中に移動したトリは、
これから施主様のご家庭をお見守りするでしょう。

ロートアイアン製エクステリア、店舗看板をデザインし、専門工房で制作しています。
ロートアイアンの制作工程で、
アイアンを赤めてから、次に行うのが、
「タタキ」や「曲げ」です。
どちらも、アイアンが熱くて柔らかいうちに行う工程です。
「タタキ」は、アイアンの表面をハンマーや機械で叩いたりすることで、
表面にロートアイアンならではのデコボコの表情が出ます。
叩くことで味わい深さが出てきます。
表から見える「表面」を叩くことを、「タタキ」
側面を叩くことを、「小口タタキ」と言います。
「曲げ」はやはり、アイアンが柔らかいうちに、工具で曲げていきます。
ロートアイアンの代表的デザイン「唐草」はこうして出来上がります。
ロートアイアンは、硬く直線的な鉄を自由に叩いたり、曲げたりすることで、
自然界の形の植物までも、作り上げてしまいます。
当店スタジオ・イトーでは、長くご愛用頂けるものを制作するよう心がけています。
無垢鉄を使用したロートアイアンで作ると、
ガーデンライトや玄関灯も本物志向になり、
長くご愛用頂けるものになります。
そして、例えば、デザインがかわいらしいトリであっても、
トトロの様であっても、ミッキーの様であっても、
ロートアイアンで作ると、シックで落ち着いたものになります。
ロートアイアンは大人かわいいものが出来ます。
それは、経年変化の色であったり、重みであったり、質感であったり、
長年に耐えうる存在そのものが、理由であったりします。
スタジオ・イトーでは、
ロートアイアンにステンドグラスを組み合わせることも、
特徴としています。
ガーデンライトや玄関灯はガラス部分に、ステンドグラスを使用します。
現在、そのステンドグラスを、以下の種類の中から選んでいます。
〇ほんのりと色目の付いたガラス
〇フロストガラス(霜が掛かったようなガラス)や、コードガラス(筋の入ったガラス)
〇フュージングガラス(2枚のガラスを熱してくっつけたガラス)
〇絵付けガラス(ガラス表面に絵を描いて焼き付けたガラス)
順次、制作過程を公開しますので、お楽しみに!
今日は、お庭に憧れの「ガーデンアーチ」(アイアンアーチ)のご紹介です。
ガーデニングがご趣味の方には、
バラを這わせたり、緑のトンネルにしたり。。。
夢の広がる存在ですよね。
「ガーデンアーチ」は、お庭を立体的にします。
お庭を、テーマパークのようにします。
お庭を眺めるだけでなく、
緑をくぐって、お庭と暮らす。
お庭を積極的に活用して、
生活の一部にすることが出来る道具のひとつです。
その一方で、
実現するなら、こんなことも考えてください。
安定感が大事。
作りが確かで、しっかりしていること。
メンテナンスが楽なこと。
長く使えるものであること。
中が空洞のパイプは、
安いからと言って、軽いからと言って、使っていたら、
安定感なくて、危ないし、
寿命も短いです。
溶接が確かでないと、
隙間から雨水が入って中が錆びやすいし、
やはり危ないです。
塗装が確かでないと、
表面が錆びやすいです。
表面のサビは味がありますが、
気になる方は届かないところのメンテナンスが大変です。
ちなみに、無垢鉄を使ったロートアイアンは、
表面が錆びても、それがカバーになって、中までは錆びにくくなります。
(かしこい!)
スタジオ・イトーのガーデンアーチは、
無垢鉄使用、
専門職人のプライドにかけて、ていねいな溶接、
外部仕様の防錆下処理と塗装。
ガーデンアーチは、植物が主役と言っても、
緑はいつもあるとは限りません。
スタジオ・イトーのガーデンアーチ(アイアンアーチ)は、
緑が生い茂ってない時でも、美しく、
オブジェとしてのデザインも考えて作ります。
このアーチ、良く見ると、〇の楽しい模様があります。
今日は、「ロートアイアンの森」展示会で、入口外に展示していました
ガーデンゲートポール(お車止め)の「トリ」をご紹介します。
会場の入口で、首からポップカードを提げていました。
“Open / Close” などの看板を提げたり、工夫次第で使い方いろいろ。
”くるん”とした部分にチェーンを付けて何本がつなげば、進入禁止サインや、
ガーデンフェンスにもなります。
ロートアイアンは植物と相性がいいので、
ご自宅の玄関先や、お庭のオブジェとして飾っても合います。
以前にご紹介しました「ローズ」や「スター」と比べるとシンプルに見えますが、
実はあちこち凝っています。
トリ部分は、無垢鉄の丸棒を熱して、曲げて一筆書きで形にしたロートアイアン製です。
尾っぽの部分は輪になっています。↓
足元の台座は、安定感があって、シンプルに美しく、あえて大人っぽいデザインにしました。↓
上から下まで、全てロートアイアン製です!
ロートアイアン製品は、はっきり言って、贅沢品です。
ましてや、当店のロートアイアン製品は、
贅沢な材料を使い、
オリジナルデザインで、
国内の熟練した常駐の職人集団が
手間暇惜しまず作っていますので、
かなり贅沢品です。
だだの飾りとしてではなく、
それぞれお仕事(手すりとして、ハンガーとしてなど)がありますが、
無くてはならない必需品ではありません。
当店では、取付けた建物(住居、店舗など)の運気を高める、
「縁起物」 と 捉えております。
同じ場所に存在することで、
気持ちを明るくし、前向きにさせ、意欲を増す。
または、自然体にさせ、寛がせ、微笑ませ、
周りを憩いの場とする。
当店では、材料にこだわって、デザインにこだわって、出来栄えにこだわって、
運気を高めるために、
妥協は許さず、心して制作しております。
お客様にも、運気を高めるものだからこそ、
妥協してほしくありません。
あなただけの「贅沢品」を手に入れてください。
お車止め「ローズ」の花部分の隠れたこだわり。
ガーデンゲートポールとして、
外で使用されることが多いため、
花部分に雨水が溜まらないよう、水抜きのためのいくつか隙間があります。
花びらの合わさり目の隙間なので、ごく自然にあります。
塗装方法もこだわり、
普通は形にしてから塗装しますが、
細かい部分の塗り残しからサビが来ないよう、
塗装してから、形にしています。
さらに、クロ塗装の上から、「赤」塗装を丁寧にしてあります。
贅沢な二重塗装です。